天体ドームの建設 修理 メンテナンス
天体ドームの建設 修理 メンテナンス
事業内容
私たちは、日本全国で高品質な天体ドームの設計・製造・設置を一貫して行っています。観測環境やご要望に応じて、最適なドームの設計をご提案し、精密な施工を実施します。小型の個人向け天体ドームから、大型の研究機関向けドームまで幅広く対応可能です。
直径や素材、開閉機構など、ご希望に応じた仕様で製造可能
厳選した素材と精密な加工技術で、長期間安定した使用が可能
現地調査から設置、調整まで専門技術者が対応
天体観測、宇宙教育、気象観測など幅広く活用可能
・直径:2m~10m以上まで対応
・素材:FRP、アルミ合金、スチールなど
・開閉方式:スリット式、スライド式、全開型 ほか
・自動制御システムの導入も可能
修理を行う場合、現れた現象とその原因となる問題点を的確に把握し根本的な原因を突き止めなければなりません。雪の吹き込み、雨の侵入対策、ドーム回転の不調、スリットドアの隙間の調整、錆対策等。以前に他社製のドームの回転モーターが不調で問い合わせが有りました。その原因はモーターにドームからの雨漏れにより水をかぶったためモーターの不調が発生しました。 モーターを交換しても雨漏れを直さなければなりませんが、板金はコーキング方式で有ったため、修理はお断りいたしました。なぜなら再度同じ問題が起きるのは確実だからです。特に多い事例が、他社製のドーム回転駆動用車輪のゴムの劣化によるドーム回転の不調があります。 ドーム用の車輪が市販されてい無いことにより、自作の車輪を制作し、耐久性が無いままゴム部分が削られて無くなり鉄部分のみになります。 弊社独自の技術により他社製のドームでは有りましたが、車輪を新たに設計、制作して修理いたしました。
ドームの板金について
弊社では30数年前よりドームの球形板金は、ハゼ折風船貼り工法を採用してまいりました。当社独自の技術開発により板金の精度はかみ合わせ部分を2mm程度の誤差で納めています。これにより球形部分からの雨の侵入は皆無です。 全く有りません。その結果30年経過した弊社天体ドームには雨漏れは皆無です。 天体ドームの寿命が短くなるの一番の原因は雨の侵入による腐食に有ります。特に沿岸部では雨に塩が交じり、塩害により3か月も経過すれば鉄部の腐食が始まり、最悪は鉄部が腐食して欠損します。
※注意 弊社では球形板金をコーキングで施工したドームの修理は行っておりません。
これで解決!
弊社にご相談ください。ご相談は無料です。 適切な対処方法をご提案いたします。現状の問題点をお知らせください。現状の写真をお送りください。
現状を把握したうえで、問題点を検討の上、経験に基づき適切な解決策をご提案いたします。地元の技術者で対応が可能な場合は地元で行ってください。地元業者にご説明いたします。 特に保守点検が行われていない場合、問題が発生した場合、早急に対策が必要になります。 また雨漏れの場合は早急な対策が必要です。確認方法はベースリング状のコンクリートに雨の流れた後があるかどうかご確認ください。
摩耗部品の交換、動作チェック
急なトラブルにも迅速に対応
最新の制御技術やリモート機能の追加
制御装置や電源系統のチェックと修理
・主鏡クリーニング
・副鏡 クリーニング
・鏡筒 光軸調整
・赤道儀ギア、グリスアップ
・赤道儀電源、オーバーホール
・回転駆動装置の新設
・作業用足場の設置
・外装パネルオールペイント
・開閉スリット扉の修繕
・スリット周り止水パッキン交換
・油圧シリンダーアライメント調整
・油圧作動オイル交換
・電気設備の総合点検
・油圧作動オイル交換
・開閉機器の調整
・外装パネル高圧洗浄
・開閉スリットシャッター点検
・電気設備の総合点検
・開閉機器の総合点検
私たちは、天体ドームの運用や保守に必要な専門知識を提供する技術者向けのトレーニングプログラムを実施しています。これには、運用トレーニング(操作方法やトラブルシューティング)、メンテナンストレーニング(保守点検や修理技術)、カスタマイズ講習(特別講習)、遠隔観測システム講習(リモート操作技術)、および大学・研究機関向け研修(専門研修)を含みます。また、天文台や観測施設に関する総合コンサルティングも提供しており、設計支援、観測機材の選定支援、施設環境の最適化(光害対策や温湿度管理)など、幅広いサービスを提供しています。